はじめまして、tomと申します。
このブログでは日々の出来事、子育て、趣味、遊びなどなど、
様々なことを書いていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
さぁ記念すべき第1回目のネタですが、
まず本当にお疲れ様でしたと声を掛けてあげたいです。
都内で引退会見を開き、
「私の土俵人生において、一片の悔いもございません。」と、
涙をにじませて語ったそうです。
横綱になってから長いこと怪我に苦しめられて、
横綱在位中の12場所のほとんどを休場していました。
テレビのインタビューでは横綱の地元、茨城県牛久市のファンも残念そうなでした。
でも、1番悔しかったのは横綱本人でしょう。
稀勢の里は本当に生真面目な性格だったそうで、
ひたむきに相撲に向かう姿勢は多くのファンの心を掴んで、
昨日の3連敗したあとも、客席からは座布団が飛ぶどころか、応援の声が飛び交ったそうです。
横綱は先場所に4連敗したあと休場して、横綱審議委員会から「激励」という勧告を受けていました。
この激励とは、
「次に勝てなかったら引退だよ」っていう、言わば最後通告みたいなもんなんです。
私たちが普段使う激励とは言葉の重みが違うんですね。
ただ、この制度には少し疑問を呈したいと思います。
確かに相撲にとって横綱は最高位、強さや品格を求められるのは知っています。
12場所中、2場所しかフル出場出来なかったり、
格下に負けて、途中休場したことも否めません。
しかし怪我をおして出場し、満足に相撲を取れずに負け越した稀勢の里に対して、
最後通告は個人的に納得出来ないのです。
生真面目な横綱にとって、最後通告の重みは計り知れなかったでしょう。
そのプレッシャーは横綱を追い詰めたことでしょう。
日本古来の相撲道と言われれば、何も言い返す言葉もありません。
ただそこにはどうしても気合いや根性といった精神論が
見え隠れしてるように思います。
相撲に限らず、日本のスポーツ界、日本社会全体に言えることなんでしょうが、
そろそろ精神論からの脱却が必要だと思います。
根性論で無理をして、怪我をして一生を無駄にするなんてアホらしいです。
今後の稀勢の里は年寄りになって、部屋の後輩の指導に当たるようです。
第2の人生、これからも頑張って下さい。
本当にお疲れ様でした。